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【人気動画】難解な咬合をとき解く!理解するための7つのヒント

2020年2月3日(月)

1.オーストリア咬合学とは

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Dr.Slavicekらによって提唱されたオーストリア咬合学ですが、基本的な考えとしては犬歯誘導型順次誘導咬合があります。臼歯部から前歯部にかけてそのガイダンスは順次的に急になって行くことで最終的には犬歯誘導が達成されます。


2.診査・診断方法

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オーストリア咬合学における診査・診断方法は大きく7つに分かれています。まずは医学的既往について12項目、歯科的既往について20項目の質問に答えてもらいます。

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次に行うのは筋触診です。筋を触診した時の痛みの有無の記録をとっていきます。
スプリント治療や矯正治療、補綴治療の術前術後の評価をすることも可能です。

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3.咬合の記録

これらのように16種類の筋の触診を行いますがその具体的な手技についても動画内で解説していただきました。

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現在の咬合状態を記録するツールとしてオクルーザルグラム、ブラックスチェッカーを用います。オクルーザルグラムは様々な運動状態を6つに分けて採得します。

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ブラックスチェッカーは夜間睡眠時の無意識下における咬合状態を記録するものです。
それぞれ具体的な使用例を動画内で解説していただきました。

4.スタディーモデルによる分析

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スタディーモデルによる分析ではリファレンスポジションとICPの位置関係の違いを知ることや、上顎前歯部の舌側形態を分析することで前歯部のカップリングと顎関節の矢状顆路角の関係を考える事ができます。

5.キャディアックス

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キャディアックスは患者に顎を動かしてもらった時の実際の運動を記録することができます。これは口腔内で機能する際に咬合を調和させるために重要なものです。動画内では使い方や目的、実際に計測値についてを詳しくご説明していただきました。

6.X線セファロ分析

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最後はX線による分析ですが先程のキャディアックスをセファロ分析に加えることでセファロが動いたときにどうなっているのかといったことを分析することが出来ます。

こういった診査をもとに診断を下し治療計画を立てていきます。色々な講演で耳にするオーストリア咬合学ですがその内容にご興味のある先生におすすめの内容です。是非参考にしてみて下さい。

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