【人気動画】カリエールモーション×アライナートリートメント
はじめに
歯科矯正の中で新しい分野であるアライナー矯正は、年々進化を遂げています。
他の矯正治療と比べ、プラークコントロールが容易かつ装着中の審美的欲求の改善が可能であり、更なる応用も益々期待されている分野です。
矯正専門医の先生だけではなくGPの先生も導入されてる方は多いかと思います。
ただアライナー矯正は傾斜移動に関しては得意分野ですが、歯体移動や挺出は、治療期間が長くなってしまったり、そもそも困難な場合があります。
そんな中、前処置にモーションアプライアンスという装置用いて臼歯部の顎間関係を改善する、そんなアライナー矯正の不得意分野を補うコンビネーションの矯正治療があります。
今回は賀久浩生先生にご登場いただき、お互いの装置のメリットを生かすコンビネーションの矯正治療について
米国のエビデンスと豊富な症例をもとにご説明していただいています。ぜひご覧下さい。
①Malocclusion
まず、これらの不正咬合はどのような分析を行うでしょうか。模型や口腔内写真、セファロ分析から歯個々の問題点・上下顎の顎間関係・咬合平面の傾き等の分析を示します。
②Expansion
下記のような上顎狭窄歯列弓は、何を用いるイメージがありますか。
上顎が狭窄している症例には、拡大床を用いる場合やスクリューなどを用いて拡大する場合がありますが、
実はこれらには当てはまる症例と当てはまらない症例があります。
歯個々の歯軸と臼歯関係の模型分析方法や実際の治療過程とその際の分析結果を詳しく説明していただいています。
③Why Aligner?
アライナー矯正のメリットは、治療中の審美的欲求の解決だけではありません。
上記のような患者さんにはまさにアライナー矯正向けだと言えます。
実際の治療計画をもとにアライナー矯正でのメリットや注意点をわかりやすくまとめていただきました。
④Advantage1-7
いよいよカリエスモーションやアライナー矯正を応用した実際の症例です。
どの症例に対しても分析・診断・治療計画・経過を詳しく説明して頂いています。
例えばこちらの上顎は拡大装置、下顎にカリエルモーションを応用した混合歯列期3級症例では、
世界的な権威を誇る”Angle Orthodontist”に掲載していた顎外装置を用いた症例の治療期間を比較すると、本症例の方がシビアにも関わらず歴然の結果が表れています。
⑤まとめ
治療計画の詳細な分析方法や経過をかなり詳しくご説明していただいていますので、 アライナー矯正 でお悩みの先生や更なる応用を知りたい先生は必見です。
関連コラム
【人気動画】辺縁歯肉を自在に操るプロビジョナルレストレーションの極意
【人気動画】GPが知っておくべき歯根吸収と歯根破折への対処法
【人気動画】抜髄・Initial treatmentの勘所:木ノ本喜史先生