サイナスリフトとソケットリフト【歯科用語コラム】
サイナスリフト とは
上顎でインプラント埋入術を行う際にスペースが不足している場合、上顎洞底をリフトアップし埋入スペースを確保する方法。ラテラルアプローチ。
ソケットリフト とは
上顎でインプラント埋入術を行う際にスペースが不足している場合、上顎洞底をリフトアップし埋入スペースを確保する方法。サイナスリフトよりはスペースが確保できている場合(諸説あるがだいたい4mm以上)に行う上顎洞低挙上術のクレスタルアプローチ法。
サイナスリフトとソケットリフトの差は適応症と方法である。諸説あるが3mm以下はサイナスリフト、4mm以上はソケットリフトが適応となり、方法として頬側(ラテラルアプローチ)なのか抜歯窩方向(クレスタルアプローチ)なのかの違いである。
サイナスリフト・ソケットリフトについて動画で学ぶ
木南意澄先生:やってみよう!サイナスリフト
上顎のインプラントご希望される患者さんがいても骨がなく諦めたことありませんか?埋入のためのスペースを確保する方法が2つあります。「ソケットリフト」と「サイナスリフト」です。サイナスリフトのポイントと切開線などを術中の動画を用いて丁寧にご説明頂いております。
小川勝久先生:ピエゾサージェリーを用いた審美治療について
ピエゾサージェリーをご存知ですか?軟組織を傷つけず、骨のみを切削することができる新しい超音波器具のことです。上顎洞へのアクセスやインプラント治療の分野で注目を集めています。多くの動画を用い、ピエゾサージェリーの基礎からその特徴そして術式を丁寧にご説明頂いております。
宮本洋二先生:骨に学ぶ 〜驚異の炭酸アパタイト人工置換材とその使用に関して〜
生体骨由来の炭酸アパタイトでできた骨補填材はHAなどど比べると病理学的にも予後が良いです。 臨床ベースの使用方法、禁忌や予後と病理的な視点からみた予後のよさをわかりやすく示しています。
GC社から販売されている世界初の「炭酸アパタイト」を主成分とした補填材サイトランスグラニュールは、国内初の「インプラント適用」が認められた骨補填材です。