再植とは【歯科用語コラム】
再植とは
=意図的再植法。
通常の根管治療では病状の改善が難しい場合に、意図的に抜歯することで口腔外で根管治療や破折線の封鎖、肉芽組織の掻爬を行ったのちに再び抜歯窩に歯牙を戻し固定することで病状の改善をさせる方法。
再植について動画で学ぶ
伊藤創平先生:意図的再植術を成功に導くために
意図的再植術は成功率が低く博打のような治療だと思っていませんか?
確かに一昔前は良い成功率とはお世辞でも言えないものでした。
しかし、現在は術式とマテリアルが進化しており、成功率と予後が良くなってきました。
意図的再植をやっていく上での注意点やポイントをプレゼンテーションと動画を使って丁寧にご説明頂いております。
斎田寛之先生:予後不安歯を保存するための意図的再植
抜歯と診断がついた歯、しかし年齢だったり部位だったりで抜歯をすごくもったいなく思うことがあると思います。
歯を残す最後の手段としての意図的再植があります。
パーフォレーションや難治性の根尖病変、エンドペリオ病変まで、意図的再植にて歯の保存につとめた4つの症例をお話いただき、意図的再植の有効性と予後について見ていきます。
新名主耕平先生:患者のライフステージに応じた歯の移植・再植の新提案
患者さんはまず問題がある歯でも残すことを考えます。
自ら進んで自分の歯を抜いてインプラントにしたい患者さんはいません。
そこで再植や移植を行ってなるべく自分の歯で噛めるようにしてあげることによって患者さんの満足度と信頼を大きく上げることにできます。