MTAとは【歯科用語コラム】
MTAとは
Mineral Trioxide Aggregate
工業界で用いられるポルトランドセメントに類似した材料。ケイ酸3カルシウムが主成分。諸外国ではパーフォレーションリペア、逆根管充填等に用いられるが日本では覆髄材のみ薬事認可されている。H2Oと反応し水酸化カルシウムを徐放し強アルカリに保つ。
MTAについて動画で学ぶ
神戸良先生:歯内療法を成功させるためのlogic ~Vital Pulp Therapy~
歯の神経はできれば残したいと誰もが思いますよね。失活歯になればその形成量から破折のリスクが上がってしまいます。露髄したら絶対に抜髄ですか?歯髄の保存療法のポイントについて、歯髄の診断と断髄の有無と断髄の位置についてお話いただいております。
VPTの診断と手技をもう一度確認したい先生や抜髄を避けたい先生はぜひ御覧ください。
須藤享先生:穿孔への対応
歯内療法の偶発症として穿孔があります。できれば避けたいですが、その治療法を知っておくことも大切です。
最近注目されているMTAセメントに対して「魔法の薬では無い」と苦言を呈し、症例によるリスクの分析と穿孔封鎖の術式を細かくお話されております。穿孔の画像診断から術式まで実際の症例を見ながら確認していきましょう。
林洋介先生:BIOCERAMICS IN ENDODONTICS
バイオセラミック材料、特に歯内療法でのRRMの有用性について実際の臨床症例を用いてお話ししていただいています。様々な材料が目まぐるしい変化を遂げていく現在の歯内療法領域において、何が重要なのか問いかけてくださっています。