歯周矯正の効果とタイミング / ペリオ補綴矯正学としての審美的なゴール #3
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※2020年8月5日にLIVE配信されたクリニカル・カンファレンスの講義内容となります。
※本動画は2021年3月4日に公開したものになります。
まず最初にイタリアのカルネオーポリ先生による、イントルージョン(圧下)の報告を7本ご紹介いただきます。
この報告に触発された工藤求先生は、2004年、患者様の了解を得て、パピラプリザベーションテクニック(歯間乳頭保存術。口蓋側にV字の切開線を入れる)とオープンフラップを行いました。
そしてちょうど1週間で圧下をし始めています。
全顎的に歯周炎があった患者様で、今も臼歯部のインプラントを含め、メンテナンスに通っていただいているそうです。
そのような経緯で、歯周矯正の有効性を感じ始めた矢先の2008年のことでした。
ワシントン大学のボーレン先生が『歯周炎に対して矯正治療をすることはあまり良くない。危険です。歯周矯正は歯周組織に良い影響を与える。信頼できるエビデンスは全くない』というフォレストプロットを使用した論文を発表します。
その影響力は大変大きいものでしたが、歯周病の専門化など、各方面から反対意見と臨床の報告が出されました。
そして歯周治療後にどれくらい待ってから再生療法を始めるのが良いかという、タイミングが重要だという流れになったのです。
現在もはっきりとした答えは出ていませんが、工藤求先生なりのナラティブレビューをご紹介くださいます。
1.歯周矯正の効果は?
2.始めるタイミングは?
に対する工藤先生の解答を、ぜひ動画でご確認ください。次にペリオ補綴矯正学としての審美的なゴールについて、お話しくださいました。
一般的に用いられている基準として、瞳孔間線があげられます。
ナソラビアルアングル(鼻の底面と上唇の角度)を見ると、モンゴロイドは90度から120度が美しいとされています。
またバッカルコリドー(スマイルの際、前歯と口角の間にできる影)は日本人でもアメリカ人でも2から15くらいであれば、きれいに見えると言われています。
本動画では、補綴と矯正をミックスした工藤先生の考えるペリオ・オルソ・プロポーションラインという基準線を説明してくださいます。
口腔内、歯周と補綴と矯正で重要な11項目です。ぜひ動画でご確認ください。
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