今回はペリオオルソ(成人で歯周組織に問題のある患者への矯正治療)を中心に、歯周矯正の必要性について症例や論文を参考資料に詳しく解説いただきました。
矯正治療では、「歯周病で歯列矯正が可能なのか?」「歯周病でもアライナー矯正は可能なのか?」というった疑問も生まれるでしょう。
それらの疑問点も踏まえながら、歯周矯正の必要性や具体的な内容について質疑応答の時間も設けております。
今回は、全6編でそれぞれ15~20分ほどの講義となっているので、ぜひ最後までご視聴くださいませ。
目次は以下の通りで、大きく4つに分かれています。
1.イントロダクション
2.歯周炎の分類
3.ペリオオルソのステージ
4.ペリオオルソとアライナー矯正
1.イントロダクションでは、工藤先生の歯科臨床の考え方より始まります。
それぞれの治療には少なからず侵襲があり、患者さんへの負担が大きくなることもあります。
そういった点を考慮して「できるだけ低侵襲で治療を行う」ことをコンセプトにしていると述べられました。
また、歯周矯正を行う際は侵襲に配慮しながら、それぞれの医師が連携を取りながら治療計画を作成することが大切であると述べられました。
2.歯周病の分類では、2018年に変更された内容について解説いただきました。
ステージ1~4、グレードA,B,Cの分かりやすい表と、フローチャートを用いた判断の指標をご紹介いただきました。
3.ペリオオルソのステージでは、2.で解説いただいたステージごとの症例を解説いただきました。
それぞれの症例では、治療計画や、治療中の動画、治療後の比較と非常に詳しく解説いただきました。
治療が比較的シンプルな症例から、治療が多岐に渡る症例まで幅広く解説いただいているため、とても参考になるのではないでしょうか。
4.ペリオオルソとアライナー矯正では、歯周矯正とアライナー矯正を併用して行ったものを中心にご紹介いただきました。
ワイヤー矯正での歯周矯正とは異なり、クリンチェックの解説やリファインメントについても触れた内容となっています。
インプラント治療と並行する場合や、再生療法を行う場合の治療の進め方について、参考になるご意見をいただいております。
最後の質疑応答では、日ごろから臨床にあたっている先生方が気になる質問を中心に回答いただきました。
講義中に感じた疑問点が解消されるケースもあるため、ぜひ最後までご覧になってください。
*2022年1月28日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
【工藤求先生の歯周矯正シリーズ】
歯周病患者に対する矯正治療はNG?「歯周矯正の必要性」PART1
エピソード
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本編では、歯周炎の患者さんに対する矯正治療の歴史や、ペリオオルソの特徴・問題点などを解説いただきました。症例ごとの専門医と連携の難易度についても解説いただき、日々の臨床で参考になる講義となっています。再生する
再生時間 11:47
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ステージ別の症例を参考に、歯周矯正に関する治療計画立案方法や、術後の経過を解説いただきました。一つひとつの症例に詳しい解説をいただいているので、参考になる講義となっているでしょう。再生する
再生時間 16:40
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ステージ2~4では欠損部位や補綴物が多くなり、治療の難易度や矯正だけでない多岐に渡る治療が必要となります。そのような点を踏まえ、それぞれの症例を詳しく解説いただきました。再生する
再生時間 16:41
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歯周病を患っている患者へアライナー矯正を行う際の注意点や治療計画について、症例やクリンチェックの映像を参考に詳しく解説いただきました。再生する
再生時間 17:11
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金属アレルギーの方が歯周矯正を行う場合はどのような治療計画になるのでしょうか。症例と具体的な治療計画を参考に詳しく解説いただきました。再生する
再生時間 16:59
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アライナーによる歯周矯正だけでなく、多岐に渡る治療が必要な難易度の高い症例を解説いただきました。これまでの症例や臨床の中で感じる疑問について質疑応答の時間も設けております。再生する
再生時間 17:50
レビュー
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