今回のプレゼンテーションでは、まず初めに岡田花帆先生から動画教育の概要と動画教育をするメリットについてお話くださいます。
岡田先生の医院では教科書であるマニュアル、授業であるカリキュラム、テストであるチェックリストの3つのツールを用いて教育を行っています。
そのうちのマニュアルとカリキュラムに動画教育が付随して行われているそうです。
実際のカリキュラムや動画を見て学習する内容を説明してくださいますが、上顎のスケーリング方法についての動画を例に挙げチップの使い方、装着の仕方、パワーの強さなどを解説した様子を供覧してくださいます。

動画教育に力を入れているメリットとして、動画によって教えることで教育の統一化が図れる、先輩業務の効率化、最近の若い世代は動画になじみが深いなど説得力があるメリットの列挙となっていますので、是非動画で内容をご確認ください。

後半では歯科衛生士の天谷椋子さんが「0からどう動画教育を立ち上げていったか」についてお話くださいます。
以前紙のマニュアルを作って教科書のカリキュラムを作ったのですが、なかなか使われることが少なかったそうです。
動画を撮影する機材の説明や動画が増えることで困ること、動画編集についてのお話は大変興味深く、動画教育を始める上で参考になります。

最後は院長の呉本勝隆先生に本プレゼンテーションのまとめをいただいています。
写真と活字の紙のマニュアルから得られる情報と実際に映像として得られる情報を比較して総括を行ってくださいます。