TAD・ペリオオルソとアライナーの歴史や治療方法について #2
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- 2,750円〜(税込) (D+会員 2,200円〜(税込))
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*2022年2月22日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
引き続き、ピエゾシジョンの症例から始まります。
6カ月後のコンビームCTでは、術前よりアーチが広がっているため、唇側骨が薄いことが確認できます。
左上3番から右上の3番まで、右下の4567番にピエゾシジョンを行う動画を用いて分かりやすく解説いただきました。
14カ月に渡る矯正治療を行った結果、適正な顎位へ確率しつつあり、今後リテーリングで調整を進めると述べられています。
2011年の初診時、2017年のインプラント治療時、2018年の矯正治療開始直前時、2021年の治療完了時のパノラマを比較しました。
左上下の8番を抜歯したスペースに大臼歯が遠心移動していることが分かります。
続いて、TADついて解説いただきました。
TADの歴史について、1945年にビーグル犬を使った実験が行われています。
その後、1969年にNIUのリンコー先生が行った二級症例を下顎のインプラントから引っ張るという症例を発表されています。
日本では、1972年にスガワラ先生がSASシステムを発表し、1997年に論文を発表されました。
そして、日本で2012年にミニスクリュー(インプラントアンカー、TADなど)薬事が通り治療が開始されるようになりました。
日本矯正歯科学会のガイドラインを参考に、TAD埋入時の6つのポイントを分かりやすくまとめていただいております。
合わせて、クリスチャン先生のTAD埋入部位5パターンを紹介いただきました。
それぞれの症例で、動画と資料を用いて解説いただき、非常に分かりやすい解説をいただいております。
続いて、アライナーとペリオオルソのテーマに入ります。
さまざまな企業がアライナーの開発・販売をする中で、2020年にアライナーと歯周組織の関係について論文が発表されました。
マルチブラケットシステムとアライナーでは、具体的にどのような違いがあるのか、気になる先生も多いでしょう。
この論文によると、プラーク・歯肉炎・ポケットのどの点においてもアライナーが優位な結果でていることが分かります。
次に、症例ごとにどの動きが肝になるのか分かりやすいよう、6つのパネルに分けて解説いたしました。
最初に、《バッカルシェルフのTAD》で、43歳女性、非喫煙者、歯周炎の治療と見た目の改善を主訴に来院された患者さんです。
上下左右の三か所がすでに歯周炎で保存不可、咬合平面の状態も良くありません。
歯周基本治療後に再評価、矯正治療では左下6番をTADでアップライト、矯正治療後はリテーナー、SPTという治療計画を作成されました。
矯正治療後は補綴治療も行い、アーチも綺麗に整っていることが分かります。
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