外来と訪問診療の当たり前基準の違い|歯科医師経営者・開業予定者 #1
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*2022年3月18日にLIVE配信されたクリニカルカンファレンスの講演内容です。
今回の動画は、岐阜県で開業されている三輪歯科医院院長の三輪俊太先生によるプレゼンテーションです。
三輪先生は大阪大学歯学部をご卒業後、JAみなみ信州歯科診療所で勤務し、8年後に現在の三輪歯科医院を開業されています。
そのご経験から、外来診療と歯科訪問診療の当たり前の違いについて教えていただきました。
例えば、口腔機能と一口に言っても、顎や咬合、舌、嚥下などの機能がそれぞれ連携し合う必要があります。
その連携が外来診療では当たり前だったとしても訪問診療ではそうではないことを経験則からお話いただけました。
この事実を知っておくだけでも初めて訪問診療導入を検討されている歯科医師経営者・開業予定者の先生方には心強いと思います。
■当たり前ではない3つの機能
外来患者と比較した際に、訪問診療患者にとっては当たり前ではない理由について事例を用いてお話しいただきました。
俯瞰した例えでお話いただいているので、全体像が見えます。
・当たり前ではない機能1
当たり前ではない機能1とは何か、なぜ必要なのかを理解できるよう5つのステージ別の状態に分けて解説いただきました。
5つのステージ:先行期・準備期・口腔期・咽頭期・食道期
その背景からなぜ機能1が当たり前ではないのか、義歯治療において必要なのかを解説いただいています。
・当たり前ではない機能2
当たり前ではない機能2とは何か、なぜ必要なのかを4つの状態に分けて具体的に解説していただきました。
4つの状態:適応・着脱・清掃・管理
その背景からなぜ機能2が当たり前ではないのか、義歯治療で気を付けるポイントを解説いただいています。
・当たり前ではない機能3
当たり前ではない機能3は患者の協力が必要な機能になります。
当たり前ではない機能1〜3は外来では当たり前なので、見過ごしやすい項目だと三輪先生はおっしゃいます。
普段の当たり前が当たり前ではないことに気付くには時間や経験が不可欠です。
それが#1を見るだけで数分で解決できるのは、三輪先生のご経験を拝借できるからでしょう。
最後に当たり前ではない機能1〜3のポイントを表にまとめてくださっているので、頭の中が整理されます。
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