【シリーズ各話一覧】
#1 Micro Horizontal Preparationとは？
#2 症例から見るMinimumな形成①～前歯部審美症例～
#3 症例から見るMinimumな形成②～歯肉炎のコントロール～
#4 Micro Horizontal Preparationを実現するために〜MHPバー紹介〜
#5 Micro Horizontal Preparationの利点と難点 / Digital shellプロビジョナルレストレーション
#6 MHPを応用したアドバンス症例
#7 教えて！内山先生！～MHPの詳細ポイント～

Micro Horizontal Preparationは極めて審美的かつ生体親和性に優れた補綴治療を可能にする形成方法です。
では、どうすればこのような支台歯形成が可能になるのでしょうか？
 
2024年、内山徹哉先生ご考案の専用バーが開発されました。
それが「Micro Horizontal Preparation bar kit（MHPバー）」です。
一目見て、他の多くのバーと比較し細いことがわかります。マイクロスコープによる形成を前提にされており、切削量を抑えた太い支台歯を作るためのバー形態です。
また、種類ごとに見分けがつくよう根本の部分がカラーリングされています。これによって操作性が格段に向上します。

表面に天然ダイヤモンドを使用しているほか、メッシュ（ダイヤモンド粒子の細かさ）の数値もバーの目的ごとに細かく設定されています。
このため、切削効率が格段に向上します。
 
MHPバーは、歯髄保護や審美面に優れた支台歯形成を可能にするための専用バーです。
導入することで、いつもの臨床のレベルが1段上がることが期待できます。
この動画を参考にして、レベルアップした支台歯形成を実現させましょう。