
Save the teeth−Lite−オンラインで学ぶ歯の保存の重要性 「第二回:非外科的歯周治療について」
- 価格
- 9,900円〜(税込) (D+会員 8,910円〜(税込))
- 付与ポイント
- 1% (通常:90pt〜 D+会員:81pt〜)
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- 00:00 〜 導入:非外科的治療の位置づけ
- 00:00:27 〜 オンライン講義の範囲と狙い
- 00:00:54 〜 症例①:歯科恐怖症患者の導入
- 00:03:29 〜 補綴方針と最終像、QOLの回復
- 00:05:10 〜 歯周病の蔓延とリスク概念
- 00:08:12 〜 初期治療の構成と例外(早期外科)
- 00:11:08 〜 動機付け面接:行動変容の要点
- 00:18:56 〜 「プラークなくして治癒なし」
- 00:20:58 〜 セルフケア用品と評価(染め出し等)
- 00:31:13 〜 化学的プラークコントロールの位置づけ
- 00:33:06 〜 種類別の特徴と注意点
- 00:39:34 〜 マウスリンスの使い所
- 00:40:20 〜 症例②:急性炎症→段階的回復
- 00:42:34 〜 縁下デブリードマンの目的
- 00:44:04 〜 治癒様式:長い上皮性付着
- 00:45:47 〜 器具の影響とセメント質保全
- 00:55:12 〜 SRPの効果と繰り返しの限界
- 00:58:15 〜 3mm未満は触らない理由
- 01:00:02 〜 フルマウス超音波デブリードマン
- 01:04:30 〜 適応条件:プラークコントロール前提
- 01:05:04 〜 症例③の要点(全顎管理と再評価)
- 01:14:03 〜 次回予告:分岐部病変の考え方
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オンライン講義ならではの座学に特化し、非外科的治療の核心を実臨床の流れに沿って整理します。
歯周基本治療の構成、動機付け面接(MI)、縁上・縁下のプラークコントロール、化学的補助の適切な使い所、そして外科へ移行する判断までをエビデンスと症例で解説します。
▼初期治療の骨子
歯周初期治療は、動機付けとセルフケア確立、機械的清掃(ブラッシング/補助清掃)と歯肉縁下デブリードマン、再評価で構成します。
プラークコントロールなくして治癒は得られません。歯ブラシの到達はおおむね1mmで、4–5mm程度のポケットでは細菌学的改善が見込めますが、6mm以上はブラッシングだけでの制御が困難です。3mm未満の浅い部位は触れるほど付着損失を招くため、過剰操作を避けます。
繰り返しの縁下操作による追加効果は限定的で、6mm以上の残存ポケットや分岐部では外科を検討します。
▼化学的補助の位置づけ
マウスリンスは機械的清掃の代替ではなく“使い所”が肝心です。
術後やブラッシング困難時などに短期併用すると有効です。種類ごとに効果と注意点が異なり、使用間隔や併用の留意点も解説されます。
▼症例1:歯科恐怖症の57歳女性
会話と歯ブラシから開始し、プラークコントロールと縁下インストゥルメンテーションでポケットを多く減少。
補綴はブリッジやラミネート等で審美と機能を回復し、X線でも骨の安定を確認。インプラント非併用でもQOL向上に寄与したプロセスを提示します。
▼症例2:急性炎症でブラッシング不能の男性
痛みと出血で清掃不能の状態に対し、まずリンスで炎症を抑え、超ソフトブラシ→通常ブラシへ段階的に移行。
縁下処置と再評価を経て改善し、長期ではコンプライアンスの揺らぎも含めモニタリングの重要性を示します。
超音波とハンドの使い分け、セメント質保全、フルマウス超音波デブリードマンと分割SRPの比較、6mmを軸にした判断など、明日から使える判断基準が整理されます。
次回は分岐部病変の考え方と対処法です。Save the teeth−Lite−
本セミナーは大月基弘先生による全6回ハンズオンセミナーコース「Save the teeth ⻭周病を理解し,徹底攻略するセミナー&ハンズオン6ヶ月レギュラーコース」開催を記念しDoctorbook academyにてお送りする特別オンラインコースセミナーです。
【シリーズ内容】
第一回:歯周病治療における基礎知識の確認
歯周病治療を成功に導くために必要な基本的知識の確認を行います。地味で、当たり前のことが、本当に当たり前となっているかどうか皆様に確認していただきます。第二回:非外科的歯周治療について
歯周治療において最も重要なパートとなります。重度の歯周病でも7〜8割は治すことがで
きるパワフルな非外科的歯周治療を学んでいただきます。第三回:分岐部病変の考え方と対処法
歯周治療の黎明期から、ずっと悩みのタネである分岐部病変。
2021年の現在でも完治させることは容易ではありません。
治療し、長期にわたり分岐部病変罹患歯を機能させるために必要な知識を学びます。第四回:外科的歯周治療の基本,考え方
非外科的歯周治療で歯周炎がコントロールできない場合は、外科的歯周治療が必要になるこ
とがあります。 いつ、どうして、どのように 外科的歯周治療が必要なのかを学びます。第五回:歯周組織再生療法の基本,考え方
GTR法が確立してから、近年に至るまで歯周組織再生療法は少しずつ進化してきました。
そのメカニズムと適応症、その方法論についてコンパクトに解説します。第六回:エンドペリオ病変の考え方,ホープレス歯を治すには
今までホープレスと考えられていた歯も、歯内療法と歯周治療を適切に行うことにより残せるようになってきています。
安易な抜歯を行うまえに、どうすれば保存が可能かを考えていただけるよう、分かりやすい講義を行います【講師】
大月基弘先生
DUOデンタルクリニック 院長
ヨーロッパ歯周病 専門医・インプラント 専門医
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94:00
プレミアム Save the teeth−Lite−オンラインで学ぶ歯の保存の重要性 「第一回:歯周病治療における基礎知識の確認」 -
74:31
プレミアム Save the teeth−Lite−オンラインで学ぶ歯の保存の重要性 「第二回:非外科的歯周治療について」 -
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プレミアム Save the teeth−Lite−オンラインで学ぶ歯の保存の重要性 「 第三回:分岐部病変の考え方と対処法」 -
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94:29
プレミアム Save the teeth−Lite−オンラインで学ぶ歯の保存の重要性 「 第四回:外科的歯周治療の基本,考え方」 -
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91:36
プレミアム 【オンデマンド】Save the teeth−Lite−オンラインで学ぶ歯の保存の重要性 「 第五回:歯周組織再生療法の基本,考え方」 -
6
93:27
プレミアム 【オンデマンド】Save the teeth−Lite−オンラインで学ぶ歯の保存の重要性 「 第六回:エンドペリオ病変の考え方,ホープレス歯を治すには」
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