Doctorbook academy

プレミアム
2021年10月28日(木) 公開

Save the teeth−Lite−オンラインで学ぶ歯の保存の重要性 「 第四回:外科的歯周治療の基本,考え方」

価格
9,900円〜(税込) (D+会員 8,910円〜(税込))
付与ポイント
1% (通常:90pt〜 D+会員:81pt〜)
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  • Amazon Pay
    • 00:00 〜 導入:テーマと“格好いい治療”の落とし穴
    • 00:35 〜 フルマウス処置・材料“盛り”を再考する視点
    • 02:01 〜 クリティカルプロービングデプスと外科適応
    • 03:55 〜 初期深さ別:SRPとフラップの成績差
    • 05:24 〜 4–6mm/6mm超での臨床差と留意点
    • 06:22 〜 長期成績:切除・OFD・骨削除の比較示唆
    • 07:29 〜 附着歯肉は“常に必要”か?PCの質で判断
    • 08:47 〜 再建療法とフラップデザインの因果
    • 10:15 〜 10年予後:OFD vs 再建/歯の生存に着目
    • 12:31 〜 外科の目的:環境変化・アクセス・自浄性
    • 14:08 〜 PC不良で外科は逆効果?再発リスクの実像
    • 15:17 〜 RCT:部位・術式別の比較(6手技)
    • 17:20 〜 切除量と付着回復:設計で変わる結末
    • 19:20 〜 メンテの質と再発率:外科後こそ厳密に
    • 21:05 〜 初期治療→外科の順序と例外対応
    • 22:56 〜 外科適応が多い部位:分岐部・不適合修復など
    • 24:29 〜 症例1:重度炎症に対する多角的介入と長期
    • 32:16 〜 術式の全体像:切除/再建/プラスティック
    • 33:48 〜 創傷治癒と一次閉鎖・抜糸の目安
    • 39:12 〜 器具・縫合材の選択と使い分け
    • 42:14 〜 縫合法:垂直・水平・解剖学的マットレス
    • 47:13 〜 ボーンサウンディングと切開線設計
    • 48:41 〜 パピラ保存(MPP/SPPF)とシングルフラップ
    • 51:32 〜 OFDの基本手順と部分層弁の要点
    • 56:39 〜 骨膜固定で狙う位置決めと圧接
    • 61:11 〜 症例:歯肉ライン調整とガイド付与
    • 63:22 〜 審美的延長の診断と骨縁設計
    • 66:19 〜 術後管理:含嗽・ブラシ導入・投薬の考え方
    • 67:01 〜 症例2:OFDの実演(切開〜縫合)
    • 82:33 〜 最終評価とPC低下へのテコ入れ
    • 85:58 〜 症例3:トンネリング+CTGで厚みと審美改善
    • 90:13 〜 Q&A:トンネル後のフッ化物活用
    • 94:13 〜 まとめと次回予告(再生療法へ)

  • 外科的歯周治療の基本と考え方を、エビデンスに基づき「いつ外科を選ぶか」「何をしないか」まで整理します。
    フルマウス処置や材料“盛り”といったドグマを見直し、同等の結果ならシンプルに、無駄を削ぐ視点を提示します。
     
    ▼基準と考え方:ドグマよりエビデンス
    クリティカルプロービングデプスを軸に、浅いポケットは非外科で十分、6mm超など深部は外科が有利になり得ます。
    部位差(前歯・臼歯)や初期深さによる術式効果の違い、附着歯肉は「必ずしも増やさない」選択も示されます。フラップデザイン(パピラプリザベーション、シングルフラップ等)と縫合(垂直・水平・解剖学的)で結果が変わる点、創傷治癒過程と抜糸の目安も解説します。
     
    ▼症例1:重度歯周炎の長期維持
    広範な骨欠損に対し、適切な初期治療の後、部位選択してOFDや再建的アプローチを実施。咬合・審美も配慮し、10年・15年スパンでの再評価から、プラークコントロールが長期成否を左右する現実を示します。
     
    ▼症例2:OFDのステップと縫合
    ボーンサウンディングで切開線を設計し、丁寧な剥離と徹底したデブライドメントを実演。
    垂直マットレス等で意図した圧接・持ち上げを作り、一次閉鎖を確保します。
    術後は含嗽と段階的ブラッシング導入で再発を抑えます。
     
    ▼症例3:トンネリング+CTGで審美改善
    ブラックトライアングルに対し、縦切開を避けたトンネリングで結合組織移植を滑走。厚み付与と表面性状の改善を狙い、経時的変化を提示。
    ホームケアではフッ化物の活用法も具体的に伝えます。
     
    本編を通じ、外科は目的(環境変化・アクセス確保・セルフケア可能化)を達成するための手段であり、
    「初期治療→再評価→必要部位へ最小限の外科」という王道を、器具選択・縫合設計・術後管理まで一貫して学べます。


    Save the teeth−Lite−

    本セミナーは大月基弘先生による全6回ハンズオンセミナーコース「Save the teeth ⻭周病を理解し,徹底攻略するセミナー&ハンズオン6ヶ月レギュラーコース」開催を記念しDoctorbook academyにてお送りする特別オンラインコースセミナーです。


    【シリーズ内容】
    第一回:歯周病治療における基礎知識の確認
    歯周病治療を成功に導くために必要な基本的知識の確認を行います。地味で、当たり前のことが、本当に当たり前となっているかどうか皆様に確認していただきます。

    第二回:非外科的歯周治療について
    歯周治療において最も重要なパートとなります。重度の歯周病でも7〜8割は治すことがで
    きるパワフルな非外科的歯周治療を学んでいただきます。

    第三回:分岐部病変の考え方と対処法
    歯周治療の黎明期から、ずっと悩みのタネである分岐部病変。
    2021年の現在でも完治させることは容易ではありません。
    治療し、長期にわたり分岐部病変罹患歯を機能させるために必要な知識を学びます。

    第四回:外科的歯周治療の基本,考え方
    非外科的歯周治療で歯周炎がコントロールできない場合は、外科的歯周治療が必要になるこ
    とがあります。 いつ、どうして、どのように 外科的歯周治療が必要なのかを学びます。

    第五回:歯周組織再生療法の基本,考え方
    GTR法が確立してから、近年に至るまで歯周組織再生療法は少しずつ進化してきました。
    そのメカニズムと適応症、その方法論についてコンパクトに解説します。

    第六回:エンドペリオ病変の考え方,ホープレス歯を治すには
    今までホープレスと考えられていた歯も、歯内療法と歯周治療を適切に行うことにより残せるようになってきています。
    安易な抜歯を行うまえに、どうすれば保存が可能かを考えていただけるよう、分かりやすい講義を行います


    【講師】

    大月基弘先生

    DUOデンタルクリニック 院長
    ヨーロッパ歯周病 専門医・インプラント 専門医

    2025年コースの詳細はこちら

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