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今回から参加される先生に前回同様自己紹介とこのセミナーにかける思いを話していただきました。
その後、第６回の100本ノックでも行った「初診時パノラマを診る」で口腔内写真とあわせて受講生の所見やパノラマを診て考えることについてディスカッションを行いました。

ひとつ目の症例は顎関節症を見てほしいという主訴で来院された患者様です。
まずはパノラマから問題点の抽出を行い、今後の治療そしてどのような経過をたどる可能性があるのかといったことをディスカッションしていただきました。
ふたつ目の症例は前歯の突出を主訴に来院された患者さんです。
こちらでも同様にどのような問題があるのかどのような顔貌が予想されるのか、隣接面カリエスがなぜ多いのかなど様々なことをディスカッションしています。

「初診時パノラマを診る」シリーズにおいて最も重要なのは土屋先生の視点や考え方の解説をしていただく事です。
今回のふたつの症例においても、パノラマだけですべてがわかるわけではありません。
ですが、そこからさまざまなことを想像して考えてから実際に患者に相対することで、どのように患者に示唆をしていくのか、今後口腔内がどのような経過をたどる可能性があるのか。
土屋先生が普段どのように考えながら診療しているのか非常に勉強になる内容です。
ぜひご視聴ください。