質疑応答|症状がない場合の対応は?/他 #6
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根管治療に重要な作業長の決定については、明言が難しいところがあります。
今回は、失活している感染根管の場合を考えてみましょう。
根尖病変がある場合、約5%に根尖孔外の感染があると報告されています。
このため、根尖病相がある歯の作業長は、根尖までの長さにすることが望まれます。
また、根尖近くの分岐がある場合もあります。
松田先生は、バイオセラミック系のシーラーによる根管充填で対応しています。
しかし、根管重点の方法によっても難易度が異なるため、一概に正攻法はありません。
ハンドファイルの#10の手用ファイルはこだわりがあります。
松田先生が使っているものは、cパイロットファイル(ジッペラー社)を使っています。
ぜひ参考にしてみてください。
根管治療は難易度が高い場合もあります。
根尖病変や、サイナストラクトがある場合でも、患者様が症状を訴えない場合もあります。
このような場合にはどのような対応をすればいいのでしょうか?
結論から言うと、症状がなければ、治療しないという選択肢もあります。
松田先生の考えでは、根管治療は、早期に開始した方がいいため、患者様の希望を聞いて積極的に介入しています。
もちろん、再根管治療の成功率は100%ではありません。
このため、患者様との綿密な話し合いが重要になります。
MM根管はマイクロスコープを用いてもわかりにくいです。
これについてはCTがとても有効です。
また、CTだけでなく、全ての根管にMM根管が存在すると思って探ってみてもいいかも知れ知れません。
この他にも、日頃の根管治療について難しい点を解説いただいています。
ぜひ参考にして、明日からの臨床に生かしてみて下さい。
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