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2024年11月28日(木) 公開

土屋賢司先生 症例100本ノック 第12回 PART5【期間限定プレミアム公開】

    • 00:00 〜 土屋先生の着眼点
    • 02:34 〜 開咬症例で前歯部か介入しない方がいい?
    • 06:10 〜 もし義歯が必要になったら?
    • 07:30 〜 インプラントを埋入するとしたら?
    • 08:15 〜 土屋先生の参考症例~開咬症例へのアプローチ~
  • 本シリーズ詳細はこちら


    前回の症例をより深く考察していきましょう。
     
    右上7の遠心は歯冠長が短く、マージンが高い位置にあります。
    これを改善するにはディスタルウェッジを行わなければなりません。
    また、顔貌写真を見てみると舌癖が強く疑われます。
    さらに、気道の状態などより深く考察しなければなりません。
     
    もし仮に義歯になった場合はどうでしょうか?
    あるいはインプラントの埋入はどうでしょうか?
    一つの症例から、色々な選択肢を考えることができます。
    こうやって考える練習をすることがより深い治療計画を立案する唯一の道です。
     
    最後に土屋先生の参考症例を見てみましょう。
    35歳女性で前歯部開咬の症例です。
    17年後、臼歯部は根管治療を行っていますが、破折などなく機能しています。
    重要なことは力の分散です。
    1本の歯に負担がかかりすぎないようにすることで長期予後を良好にすることができるという点です。
     
    このような症例では日々の咬合調整が欠かせません。
    メンテナンスに来てもらえるようにラポール形成をして、メンテンナス来院ごとに咬合調整を行い力の分散を行います。
    この時考えるべきは、生活歯なのか失活歯なのかです。
    もちろん、失活歯を優先で咬合調整を行いますが、必要に応じて、生活歯の咬合調整もためらってはいけません。
    なぜなら、力が過度に加わることで失活する可能性もあるからです。
    土屋先生の参考症例から得られる知見はたくさんあります。
    是非参考にしてみてください。

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