インプラント治療のReal Basic (全13回)
本当の基礎、リアルベーシックを学びこれからインプラント始める先生方に、知識があることは勿論ですが、インプラントに対しての考え方、そして手技を中心に沢山のことを学んで頂ければ幸いです。
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                【インプラント治療に必要な外科スキル】 
 初めに自己紹介とご自身のバックグラウンドについて説明いただきました。また日常臨床を高いレベルで行うことが、インプラント治療に必要なスキルを身につけるために必須であることから、ご自身の手掛けた治療を紹介していただきました。その後にインプラント治療に必要なことや必要な外科スキルについて、実際の症例を通じて解説していただきます。キーワード:切開 剥離 縫合 
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                【CT画像から読み取るべき情報】 
 本動画では、全編症例をもとに解説しております。術前のCT画像の分析では、事前に確認しておくべき事柄と術前シュミレーションに関して、詳しく説明していただきました。フィクスチャーの選択や埋入時のポイントなども解説しております。キーワード:サージカルステント 骨質 オーバーヒート 
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                【垂直的骨造成 術前シュミレーション〜最終補綴装着時まで】 
 引き続き、症例を通じて解説しております。術前のCT画像分析から垂直的骨造成のシュミレーション、埋入方向の決定などをどのように行っているのか説明していただきました。その後実際の手術の際の写真をもとに、ポイントの解説をしています。
 最後は原先生がインプラント治療を始めるまでの準備期間に、どのように研鑽を積まれたのか説明していただき、これからインプラント治療を始める先生方へメッセージを送っております。キーワード:チタンメッシュ 非吸収性メンブレン 減張切開 
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                今回はインプラント治療を予定している場合に抜歯時に注意すること、抜歯後の待機期間、早期埋入のリスクなどについて教えていただきました。 
 う蝕による多数歯の抜歯後に、27部にインプラントを用いた補綴治療をを行った症例を用いて解説していただきます。
 26歳と若年ながら多数歯の抜歯に至っています。
 まずはこの症例における治療計画を立案する際に考慮されたことを説明していただきました。
 若年の患者様であり長期予後を確立するため、埋入の際の条件をできるだけ整えた上で、しっかり待機してから埋入されています。
 患者さんの中には歯がない状態を早期に改善したいために抜歯後できるだけ早く埋入をしてほしいと訴えられる方もいらっしゃいます。
 しかし、先生は抜歯の際に骨の状態をしっかり観察して待機の期間や組織増大の必要性を判断することが重要と言われています。
 具体的に骨をどのように触って判断するのかその判断基準、組織増大を行う場合のタイミングについて詳しく教えていただきました。
 早期埋入を行った際のリスクについても教えていただきました。
 また、インプラントを予定している部位の抜歯の際に気をつけることや掻爬の際のポイントを説明していただきました。
 埋入の際に埋入深度が深くなってしまい、クラウンの立ち上がり、清掃性に悪影響を及ぼしてしまった経験があると思います。
 埋入深度が深くなってしまう原因とその予防法を学ぶことができます。
 インプラントの経験が浅い先生、待機期間についてよくわからないと思われている先生に見ていただきたい動画です。
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                ステント装着下で撮影したCTの読影、埋入用のサージカルステント、スターティングポイントステントの作製について学ぶことができます。 
 十分な待機期間をおいたのち、口腔内写真からも埋入予定部位に厚みが出てきているのがわかります。
 まずはステントを作製してCT撮影を行います。
 CTを見ていただくと、上顎洞からの距離が近く骨量が足りないことがわかります。
 このような場合に先生方はソケットリフトを行わなければならないと考えられるでしょう。
 しかし、原先生はソケットリフトを行うことなく埋入をされています。
 CTからなぜソケットリフトを行わずに埋入できると判断されたのか、ソケットリフトに代わる方法について教えていただきました。
 その後CTステントをサージカルステントに改変しますが、サージカルステントの作製においても先生は様々な工夫をされています。
 作製時には隣在歯との距離や骨の厚み、咬頭の位置などを考慮してサージカルステントにマーキングを行っておられます。
 実際にどのようにサージカルステントに印を記入していけばよいのか、教えていただきました。
 また、サージカルステントの頬側を削合する理由についても解説していただきました。
 先生はさらにスターティングポイントステントを作製されています。
 先生はサージカルステントよりもこのスターティングポイントステントがより重要であると言われています。
 スターティングポイントステントの実際の作製の様子を動画で見ていただきます。
 また、なぜスターティングポイントステントが重要なのか、その理由についても教えていただきました。
 ステントを活用し、より安全な埋入を行いたいとお考えの先生に見ていただきたい動画です。
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                今回は先生が必ずオペの前に行っている埋入練習の様子を動画で見ていただきながら、ドリリングの注意点について学ぶことができます。 
 まずスターティングポイントをラウンドバーで削合していきます。
 このときに前回の動画で作製法を学んでいただいたスターティングポイントステントを用います。
 スターティングポイントの位置の重要性、スターティングポイントの位置がずれた場合の修正法について教えていただきました。
 スターティングポイントが決定した後は、ステップドリル1でドリリングを行っていきます。
 ステップドリル1でのドリリングが完了した後は、ステップドリル2以降で方向の修正ができなくなります。
 ステップドリル1でのドリリングで埋入方向が決定するため、慎重に行う必要があります。
 そしてサージカルステントの使用法と方向の確認方法について、解説していただきました。
 ステップドリル1のドリリング後は徐々に直径を広げていく作業になります。
 ステップドリル2から3に移るときに方向が偏位することがあるそうです。
 どのように偏位しやすいか、ドリリング時に意識すべきことを教えていただきました。
 最後の仕上げに用いるコニカルドリルとエクステンションの使用法も勉強できます。
 先生はオペの前に必ずこのようなドリリング練習をされるそうで、多いときには3回されることもあるそうです。
 動画では先生の1回目と2回目のドリリング練習後の模型をみていただきます。
 ドリリング練習を通じて、どのように埋入位置を検討されているかよくわかります。
 この症例における術後のデンタル、CTを見ていただくと、シミュレーションどおりに埋入できていることがわかります。
 動画の最後では2次オペの際に、注意すべきことについても教えていただきました。
 オペの際に自信を持ってドリリングできるようになりたいとお考えの先生方に見ていただきたい動画です。
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                今回は切開・剥離・縫合のポイントのほか、減張切開にフォーカスをあててお話ししてくださいました。 
 前半は切開・剥離・縫合をスムーズに行うためのポイントを実際の症例と合わせて解説していただいています。
 切開線の引き方や切開・剥離の手順、縫合の流れや失敗症例・対応方法について、過去症例の経過を見ながら学ぶことができます。
 GBRをした場合の縫合手順や縫合糸間距離についてなど、よく質問を受ける内容についてもお答えいただいています。
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                後半は減張切開についての講義です。 
 減張切開は、インプラント治療などでGBRをした際に行われる切開法の1つです。
 弁にテンションをかけることが重要ですが、そのためにはどんなツールをどのように使えば良いのでしょうか。
 また、実際のオペでは減張切開はどのように行っているのでしょうか。
 ツールの選び方や持ち方、骨膜に入れる深さや手順を症例写真やオペ動画・経過と合わせて丁寧に解説してくださっています。
 
 他にも、弁がよらない場合や、どこまで減張切開を入れて良いのかなど。
 細かい説明もあり、減張切開に対して理解を深めることができます。
 オペ動画では、実際の手順だけではなく、理想のツールの動かし方や、どのような感覚で行っているのかなどの説明があります。
 
 経過と合わせて、術者ならではの視点で分かりやすく解説していただいておりますので、ぜひ動画内でご確認ください。
 
 また、裂開リスクが起こりやすい状況や、実際に裂開が生じた症例とその時の対応方法についてもお話してくださいました。
 減張切開は手術を受ける患者さん側の組織を考慮する必要があります。
 特に瘢痕化が著しい組織は減張切開をしても伸びにくく、血液供給の乏しさから治癒の過程で裂開するリスクがあります。
 どんなに減張切開の手技が上手くても、患者さん側の組織の状態によっては失敗する可能性もあります。
 自分の手技に過信することなく、症例に向き合うことが大切です。
 
 本動画では、切開・剥離・縫合・減張切開について、原先生が臨床的観点から分かりやすく解説してくださっています。
 そのため、インプラント治療において重要な過程の知識・技術をより身につけることができます。
 ぜひご覧ください。
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                インプラント治療における2次手術の適切なタイミングについて、明確な指針と実際の症例をもとに詳しく解説いただきました。 
 原先生が強調するのは、2次手術のタイミングは大きく3つのシナリオに分けられるということ。
 特に注目すべきは、骨造成の有無やその量によって手術までの待機期間が大きく変わる点です。
 まず最初は、骨造成なしで既存骨にのみ埋入した場合です。
 これはあまり発生しないケースだそうで、待機期間についても触れられました。
 症例とともに、このケースの特徴が丁寧に説明されています。
 続いて2つ目は、骨造成した場合です。
 ただし、骨造成の量には違いがあり、埋入したインプラントのネック部にどの程度骨造成したかが重要とのこと。
 具体的な症例を交えながら、手術の過程や待機期間について解説されました。
 特に、再付着の可能性がある場合や骨の性状の異なる症例に関して、原先生の経験豊かなアドバイスが得られます。
 骨造成が大幅に行われた場合は、待機期間を基準にデンタル撮影を行い、その結果に基づいて待機期間の調整を行うことがポイントとされています。
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                インプラント治療における2次手術のタイミング。 
 それは治療の成功を左右する、非常に重要なポイントです。
 本動画では、このテーマをさらに掘り下げ、Biologyの観点から骨の挙動を詳細に考察します。
 特に注目すべきは、Bio-Ossと新生骨の関係性の解説です。
 先生の解説により、骨補填材が新生骨にどのように変化していくのか、その詳細な様子を病理像を通して理解することができます。
 実際の症例と結びつけながらの説明は、理論だけでなく実践的な知識も深める手助けとなるでしょう。
 さらに、この講義では2次手術のタイミングの3つ目のパターンにも焦点を当てています。
 特に、骨造成材全体にインプラント体が埋入される場合の分析は見逃せません。
 13ヶ月の待機期間を設けた実際のケースをもとに、病理像との関連を丁寧に解説してくださいました。
 終盤には、「2次手術のタイミング」を総括するセッションも用意されており、疑問点やポイントを再確認する良い機会となっています。
 これからインプラント治療の基本を学び、確かな技術と知識を身につけるための素晴らしい教材です。
 ぜひ一度ご覧ください。
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                本動画では角化歯肉移植の必要性と手技のポイントを中心に解説されています。 
 講義は具体的な症例をもとに、教科書的な知識や最新の医学的エビデンスが豊富に取り入れられています。
 動画内で特に注目すべきは、原先生の2次手術におけるシンプルで効果的な手法。
 教科書的な手術方法とは異なるアプローチで、舌側よりの切開や縦切開の使用を避ける独特の方法が特徴的です。
 部分層弁と全層弁、その選択理由についての深い洞察も得られます。
 また、縫合後の実際の様子や、ヒーリングアバットメントの取り扱い、遠心縦切開の延長の要点など、実践的なノウハウが詰め込まれています。
 さらに舌側の切開線の設定や切開の角度のポイントなど、細部の技術に至るまでが網羅されています。
 「外科手技は基本的にはシンプルな治療計画が大原則」を実感できる動画です。
 歯科医師としてのスキルアップを目指す方は、ぜひご視聴ください。
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                インプラント治療の結果は、埋入直後の状態だけでなく、長期経過後の状態にも大きく影響されます。 
 今回の動画では、インプラント埋入後の長期経過症例を6症例を通じて詳細に紹介しています。
 1症例目は、27年経過した右下臼歯部のインプラント。
 角化歯肉の多くが失われているものの、インプラントの長期安定が確認できる症例です。
 2症例目は、左下臼歯部インプラント埋入後27年メンテナンス無しで来院したケースです。
 27年間メンテナンス無しでもPCR値が高くても全く問題が起きていないとのことです。
 また、角化歯肉は1mm程度の状態でした。
 続く3、4症例目もそれぞれ22年、21年の長期経過を持ち、角化歯肉の縮小が見受けられます。
 5症例目は、右下臼歯部インプラント埋入後20年以上経過し、歯周病傾向があるケースです。
 このケースは一次手術の前にFGGを行い充分な角化歯肉を確保していましたが、20年以上経過後角化歯肉の縮小が認められます。
 6症例目は、 下顎臼歯部サファイアインプラント埋入後37年経過したケースです。
 骨吸収が確認され、頬側歯肉も可動粘膜の中にインプラントがある状態で角化歯肉は認められませんが、37年もっているそうです。
 動画の終盤部では、角化歯肉の重要性や移植に対する見解がわかりやすく伝えられています。
 歯科医師としての知識をさらに深めたい方は、この動画をぜひチェックしてみてください。
 インプラント治療の長期的視点からの考察が得られること間違いなしです。
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                本動画では、インプラント周囲炎の詳細な解説を中心に展開しています。 
 インプラント周囲炎は多因子性を持ち、年齢や糖尿病、P.g菌の型など様々なリスク因子が関与することが語られています。
 そして、天然歯と同様、インプラントも加齢と共に歯周病のリスクが高まることが指摘されています。
 一般的に、歯周ポケットが6mm以上でインプラント周囲炎と定義されていますが、一方で、この状態でもインプラントの先端周りに1~2mm程度の骨が残っていれば、揺れることは少ないと言われています。
 重要なのは、インプラント周囲炎が発生したからといって、即座にインプラントの撤去を考えるべきではないという見解です。
 具体的な症例として、インプラント埋入後22年目にインプラント周囲炎を発症したケースが取り上げられ、それでも適切な治療によって安定した状態が保たれていることが紹介されています。
 また、角化歯肉移植の有無がインプラント周囲炎の発症には直接関係なく、実際に先生の医院では99%のケースで角化歯肉移植は行われていないそうです。
 動画の最後では「角化歯肉移植の必要性」のまとめと、先生の独自の見解を交えた解説が展開されています。
 インプラント治療の現場での知識の充実を図りたい方は、ぜひこの動画をチェックしてみてください。
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