第2回:次世代の歯科医師に贈る、ジェネラリスト育成講座《内山徹哉先生》
入念なカウンセリング・コンサルテーションをするために必要なこと、資料を元にした効率の良い伝え方、治療計画の立案、それらを実行するためのアポイントの解釈の仕方について実際の症例を交えながら詳しく解説していただきました。
また、カウンセリング・コンサルテーションがもたらす多くのことについて余すことなくお話いただいています。
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Part1 コンサルテーション力を高める環境作り
どんな治療を行う際にも治療に対する説明は欠かせません。
また歯科医院に来院している患者さんは緊張していることがほとんどです。
内山先生の考えを落とし込んだクリニック内装のコンセプトやカウンセリングルームのレイアウトなど、患者さんが安心して来院でき、じっくりと話し合うための環境作りについてお話いただいています。
そして、歯科医師として診療するにあたって心掛けるべきことについてもお話いただいております。
内山先生の勤務医時代のお話も交えながら説明いただいております。
Part2 コンサルテーション力を高める環境作り、価値のある治療とは
百聞は一見に如かず。どんな説明を詳しく時間や回数をかけて行うよりも症例の写真を見せることで患者さんの理解も深まります。実際の内山先生の症例をお見せいただきながら写真を用いて説明することの意義について解説していただいております。
歯科治療は処置のその瞬間だけではありません。内山先生がホスピタリティーについて考えるようになったきっかけから、歯科治療の質を構成する要素について解説していただいております。
またアポイントに対する内山先生の考えについてもとてもわかりやすい解説をしていただいております。
Part3 一口腔内単位の治療時間、効率の良い治療を行うために
診査診断後、効率良い計画で治療を行うためにはアポイントの取り方が重要です。効率よく治療を進めたいが勤務医では医院の方針でロングアポイントが取りにくい…そんなジレンマを解消すべく内山先生が勤務医時代に考えて行っていたアポイントの取り方、またその解釈についてお話しいただいております。
後半では内山先生が勤務医時代に担当された症例をお見せいただき、一緒に担当された衛生士の考察や初めて一人の患者さんを担当したことで感じたことについてお話しいただいております。
Part4 Counseling & Consultation
治療方針を決定するにあたってカウンセリング、コンサルテーションは非常に重要です。
症例を提示していただきながらカウンセリングの解釈、必要な資料、また内山先生のクリニックでは誰がどのようなことをカウンセリングで説明をしているかをお話いただいています。
後半では具体的にどのような説明がなされているのか、カウンセリングにオススメの機材についても解説していただいております。
コンサルテーションの解釈、行うべきことについてもお話いただいております。
Part5 Consultation
コンサルテーションでは内山先生が用いている資料を提示しながら、患者さんに対してどのように口腔内の現状を説明しているかを解説していただいています。
多くの資料を用いることで得られた情報を元に治療計画の立案を行っていきます。
どんな症例でも常にベストなプランを考えることで、患者の意見や希望を取り入れ最終的な治療計画の立案へと繋がっていきます。
内山先生が考えられている治療計画の立案までの流れを是非ご覧ください。
Part6 Case Presentation
内山先生は現在までに数多くの場でケースプレゼンテーションを行われています。日々資料を残すことの大切さ、自分の症例を発表することで得られるものをお話いただいております。
問題点が浮き彫りになり、実際に治療を開始する際、内山先生はどこから介入していくか、また一度の治療でどこまで行っているかを治療の動画を交えて解説していただいています。
そして内山先生が考える理想の歯科医院、どんな歯科医師が患者さんを満足させられるのかということについてもお話いただいておりますので、是非動画の中でご確認ください。
Part7 紹介の連鎖
歯科医院を安定して経営する際、増患は非常に重要です。インターネットがきっかけでの来院は一般的ですが、インターネットはあくまできっかけであり更なる増患を見込むには既存患者からの紹介が必要です。
内山先生のクリニックでは紹介による来院が大半を占めておられ、紹介につながった一例を症例を交えてお話いただいております。
また、内山先生が勤務医時代から現在に至るまで担当されている患者さんのその後、一連の紹介に繋がったきっかけであるコンサルテーションの重要性についてもお話いただいております。
紹介の連鎖の流れを是非動画でご確認ください。
質疑応答
Q.患者さん一人当たりのコンサル時間が長い分予約が先になってしまうデメリットがあると思います。その際トラブルやクレームに繋がってしまったことや、工夫していらっしゃることはありますか?
A.紹介でもネット予約の場合でも1−2時間の予約をすぐに取れるとは患者さん自身も想像していないことが多いのでそれに対するトラブルはほぼない。
ただコンサルを通じてパーソナリティーをよく観察し、キャンセルしないかコンサル時間の短長を測る等はしている。
また、急性症状が伴う場合は何よりもそれを優先したり、遠くから通院している方の場合は特に通院時間以上の時間をかけることも心掛けている。
セミナーの感想
前回に引き続きとても勉強になりました。自分が開業したときも同じようなスタイルを目指していきたいと思います。 卒業3年目
勤務医からいかに将来を見据えて物事を考えておく必要があるか、ということを非常に痛感しました。次回もとても楽しみです。 卒業6年目
内山先生の講義がとてもわかりやすく、大変勉強になりました。 卒業6年目
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過去の紹介コラム一覧
第1回:次世代の歯科医師に贈る、ジェネラリスト育成講座《内山徹哉先生》