Doctorbook academy

    • 00:20 〜 はじめに
    • 00:41 〜 う蝕治療の変遷
    • 01:44 〜 生態学的プラーク説
    • 02:49 〜 おすすめのステップ
    • 03:15 〜 Step5を見る前に
    • 04:05 〜 ドライマウスは生態学的プラーク説のどこに影響している?
    • 04:41 〜 唾液の作用:イオン貯蔵作用・浄化作用・緩衝作用
    • 05:03 〜 ドライマウスに対してできること
    • 05:25 〜 ドライマウスへの対処法
    • 05:43 〜 Step5ドライマウスで学べること
  • 伊藤先生の著書、2020年の医歯薬出版ベストセラーに選ばれた「カリエスブック 5ステップで結果が出るう蝕と酸蝕を予防するカリオロジーに基づいた患者教育」(医歯薬出版 刊)をお手元にご視聴いただくと、より理解が深まります。
    カリオロジーシリーズ特設ページはこちら


     カリエスブックStep5-0では「ドライマウス」について学ぶに当たり、抑えておきたい点をお話いただきます。
    まず最初に、う蝕治療は「削って治す」時代から「カリエスコントロール」の時代に変わったということを認識しておいてください。
     
    削って治療をするだけでは、そもそもう蝕になった原因は変わらないため、再発することは想像に難くないでしょう。
    そこで伊藤先生は、みえないリスクをみえるに変えるNICCSの「10question」を活用されているそうです。
    リスクを知った上で患者様に行っていただくことは、たった5つだと先生はおっしゃいます。
    その5つとは「バイオフィルム」「フッ化物」「糖」「酸」「ドライマウス」です。
     
    う蝕は多因性疾患のため、これらの知識の連動が必要だと伊藤先生は言います。
    まだStep1〜4をご覧になっていない方は、ぜひ他のStepもご視聴ください。
    よりカリエスについての理解を深めることができるでしょう。
     
    唾液を知らずに歯科治療をするというのは、目隠しをして行っているのと同じことだと伊藤先生はおっしゃいます。
    なぜならカリオロジー界では「唾液が少ない」ことは極度のリスクだとされているからです。
     
    上顎前歯にう蝕が多く、下顎前歯に少ないのはなぜでしょうか?
    下顎前歯にう蝕があるというのは、どのような状況だと思いますか?
    これらは極度のリスク状態にあると言えますが、きちんと対応できているでしょうか。
     
    ドライマウスは、う蝕の原因因子である「砂糖」「pH」「歯」に影響を与えます。
    しかし自分では気が付きにくいため、簡単な検査で唾液量を測定する必要があるでしょう。
     
    仮にドライマウスだと分かったとしても、根本的な解決法はない、とされています。
    とはいえ、私たちは歯科従事者として何もしないわけにはいきません。
     
    では、一体どうするべきなのでしょうか。
    伊藤先生は「知識を得て、対処法を患者様に伝えるべき」だとおっしゃっています。
     
    少しでも早く唾液の減少に気づき、そのリスクを患者様に伝えることで、患者様が気がつくことができます。
    患者様が気がつき行動に移すと、う蝕が治る、それがう蝕の治療になるのだそうです。
     
    動画内では、私たちが「ドライマウスに対してどのように対応していくべきか」という点についても述べられています。
    最後には、Step5で学べる内容の具体的な紹介もあります。
    ぜひStep5スタート前にご覧ください。

ドライマウス〜唾液減少とカリエスリスク〜(全11回)│伊藤直人先生 カリオロジーシリーズ Step5【Step5-0無料公開中】

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