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2026年8月19日(水) 公開

下顎前歯の圧下不足のリカバリーとIPRコンセプト|相談者B DAY1

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  • 2025年10月9月、11月6日の2日間で開催された『クリンチェックTetoriAshitori 第4期』から、【1日目・第3部】の内容をお届けします。

    本動画では、46歳男性の下顎前歯部の改善を目指した症例を題材に、アライナー治療で思うように歯が動かなかった原因と、そのリカバリーについて検討します。

    本症例では、下顎中切歯を他の歯と同じ位置まで移動させることを目指して複数回クリンチェックを作成し、アライナー治療を進めてきました。しかし、想定したように前歯が動かず、歯の動揺も認められるようになります。そこで、上顎前歯との早期接触が影響しているのか、どこまでの動揺を許容するのか、クリンチェック上で何を確認すべきなのかといった疑問をもとにディスカッションを進めます。
    岡野先生は、歯の動揺を単純に程度だけで判断するのではなく、歯根の長さやハウジングとの位置関係、矯正力によるものなのかなど、現在の状況を踏まえて評価する重要性を解説します。
    さらに、歯が計画通りに動かなかった要因をクリンチェックから検討。下顎中切歯に設定された大きな圧下量や、パワーリッジによるアライナーのフィッティングへの影響などに着目し、難しい動きが1歯で実現できないことで、ほかの歯にもアンフィットが波及する可能性について解説します。
    そのうえで、アタッチメントの大きさや位置、アンカレッジとなる隣在歯への設計、IPR量など、予測実現性を高めるために見直したいポイントを具体的に検討します。また、叢生が残った状態でIPRを行う際の注意点や、隣接面形態を意識した処置についても紹介します。
    難しい歯の移動に直面した際は、まず実現性の高い最終位置を検討し、次にアタッチメント、ゴム、必要に応じてワイヤーへと段階的に考えることがポイントです。圧下とリンガルルートトルクのように難しい動きが複合する場合には、動きを分けるという選択肢についても解説。
    計画通りに動かない症例をどのように読み解き、次のクリンチェックへ反映するのか。追加アライナーを含めたリカバリーの考え方を具体的に学べる症例検討です。

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