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2026年10月14日(水) 公開

下顎前歯叢生のスリーインサイザーの判断どうしてる?|DAY1

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  • 2026年3月19月、8月6日の2日間で開催された『クリンチェックTetoriAshitori 第5期』から、【1日目・第3部】の内容をお届けします。

    叢生を伴うアライナー矯正症例で、抜歯部位をどのように決めるのか。また、臼歯部のシザースバイトは初回のクリンチェックから改善するべきなのか。

    「クリンチェックTetoriAshitori 第5期」DAY1の第3回では、歯並びの凹凸と噛み合わせを主訴とする27歳男性の症例を取り上げ、岡野修一郎先生が治療計画の選択肢を検討します。

    今回の症例では、上下顎の叢生に加え、右上側切歯のクロスバイトや臼歯部の咬合異常が認められます。参加者は、下顎前歯の抜歯を含む治療計画を提示し、抜歯部位の選択や臼歯の移動方法について相談します。

    まず取り上げるのは、上顎第二大臼歯のシザースバイトへの対応です。

    岡野先生は、シザースバイトの深さや咬合状態によって、初回のクリンチェックから積極的に改善する場合と、追加アライナーで対応する場合を使い分けていると説明します。

    咬合が浅い症例では、歯の傾斜移動によって比較的シンプルに改善できる可能性がある一方、深く噛み込んでいる場合や、他の歯の移動に影響する場合には注意が必要です。

    続いて、下顎前歯の抜歯部位について検討します。

    下顎前歯のどの歯を抜歯するかによって、スペースの閉鎖方法や最終的な歯列の形、犬歯関係、オーバージェットなどが変化します。岡野先生は、参加者が作成したクリンチェックを確認しながら、抜歯による仕上がりと、IPRや遠心移動を利用した別の治療計画を比較します。

    特に重要となるのが、歯槽骨のハウジングと最終的な咬合関係のバランスです。

    歯を無理に移動させることで歯肉退縮のリスクが高まる可能性や、犬歯関係を優先することで別の問題が生じる可能性にも触れながら、治療計画における優先順位の考え方を整理します。

    さらに、遠心傾斜した第二大臼歯の遠心移動や、アタッチメントを用いた歯軸のコントロールについても解説します。

    一つの治療方法にこだわるのではなく、抜歯・非抜歯、IPR、遠心移動、咬合関係などを比較しながら、症例に合ったクリンチェックを組み立てるための視点を学べる内容です。

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