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2022年7月21日(木) 公開

第5回 著しくフレアーアウトしている症例 #1 難症例におけるW-Lock Dentureの有用性

    • 00:05 ~ 青柳先生のご略歴
    • 02:50 ~ W-Lock Dentureとは
    • 04:40 ~ 下顎隆起が著しい症例
    • 05:38 ~ 鉤歯の状態が著しく悪い症例
    • 06:37 ~ ヒンジを用いた症例
    • 07:54 ~ 前歯部のフレアーアウトを認める症例
    • 09:15 ~ 前歯部のフレアーアウトを認める症例におけるW-Lock Dentureのデザイン
  • 【W-Lock Dentureについて】
    ウイングロックデンチャーは、義歯を分割して口腔内で組み立てて機能させる。外す時は口腔内で分割して取り出すシステムです。クラスプデンチャーと異なり、ウイングを開閉することで義歯の維持を確保するシステムで、ウイングにはアンダーカットの制約はありません。通常の保険の義歯では着脱時に鈎歯に負担を掛けますが、ウイングロックデンチャーは義歯本体の着脱で鈎歯に負担を掛けることはありません。マグネットの特性で患者様は簡単に着脱できます。

    青柳先生の歯科技工所 ほてつやAPL 公式サイト


    【第5回 著しくフレアーアウトしている症例 #1 難症例におけるW-Lock Dentureの有用性】
    一般的なクラスプデンチャーでは着脱方向が一方向であるため、着脱の際に鉤歯に側方力が生じます。鉤歯の歯周状態が不良で、フレアーアウトや動揺を認める場合に一般的なクラスプデンチャーを使用すると当然ながら長期的な予後は見込めません。

    一方、W-Lock Dentureでは義歯を分割しているため鉤歯に負担をかけることなく着脱することが可能です。大きな下顎隆起がある症例、鉤歯がフレアーアウトしている症例、著しい歯肉退縮、動揺が見られる症例。どれも難症例ですが、青柳先生はこのような難症例こそがW-Lock Dentureの適応症例であると述べておられます。動画を見ていただくと、難症例におけるW-Lock Dentureの有用性がよくわかります。


    キーワード:部分床義歯 パーシャルデンチャー ウイングロックデンチャー

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