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2022年7月21日(木) 公開

第6回 非侵襲的な症例 #2 下顎先天性欠損症例

    • 00:00 ~ W-Lock Dentureの特徴
    • 03:12 ~ 一般的な義歯との違い
    • 04:53 ~ 下顎先天性欠損症例
    • 12:04 ~ メンテナンス時に注意すべきこと
    • 14:28 ~ W-Lock Dentureの利点
    • 15:48 ~ まとめ
  • 【W-Lock Dentureについて】
    ウイングロックデンチャーは、義歯を分割して口腔内で組み立てて機能させる。外す時は口腔内で分割して取り出すシステムです。クラスプデンチャーと異なり、ウイングを開閉することで義歯の維持を確保するシステムで、ウイングにはアンダーカットの制約はありません。通常の保険の義歯では着脱時に鈎歯に負担を掛けますが、ウイングロックデンチャーは義歯本体の着脱で鈎歯に負担を掛けることはありません。マグネットの特性で患者様は簡単に着脱できます。

    青柳先生の歯科技工所 ほてつやAPL 公式サイト


    【第6回 非侵襲的な症例 #2 下顎先天性欠損症例】
    一般的なクラスプデンチャーでは歯冠の最大豊隆部の高さの違いから、適切なプレパレーションを行わなければクラスプアームが歯面に接触してから最大豊隆部を乗り越えるまで、鉤歯を揺さぶる力がかかります。

    W-Lock Dentureでは義歯を分割することで着脱時に鉤歯に負担をかけることがありません。さらに歯面の広範囲なアンダーカットを覆うことにより維持力と面接触による把持力を得ることができます。動画では下顎片側遊離端欠損において、鉤歯のアンダーカットを最大限に利用して作製したW-Lock Dentureの着脱の様子を見せていただきました。

    また、反対に鉤歯のアンダーカット量が少ない下顎前歯部の先天欠損症例において義歯を2ピースとすることで維持力を獲得したケースも提示されています。
    他にも歯質削除量が少なく後戻りができる治療であること、複雑なプレパレーションを必要としないためチェアータイムを短くできることなど様々な利点について解説してくださいました。


    キーワード:少数歯欠損 パーシャルデンチャー 印象採得 試適 レストシート

次のエピソード

  • W-Lock Dentureはマグネットを使用した義歯です。義歯本体とウィング部を同時に誤飲すると消化器内で両者がくっつくことがあります。その危険性を避けるための禁忌症例と対応策を解説いただきました。
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    再生時間 28:18

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