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2022年8月18日(木) 公開

義歯の印象採得テクニック~ブロックアウト、上顎総義歯について~ #1

価格
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    • 00:11 〜 導入
    • 00:35 〜 Q1.印象採得時のブロックアウトについて
    • 02:26 〜 下部鼓形空隙の封鎖方法
    • 03:21 〜 Q2.上顎の印象採得について
    • 04:39 〜 リベース材について
    • 06:06 〜 [症例]上顎総義歯の旧義歯を利用した精密印象
    • 06:22 〜 旧義歯の改造
    • 11:58 〜 シリコンによる印象採得
    • 13:29 〜 義歯後縁の決定方法
    • 14:39 〜 義歯後縁の削合について
  • まず、以前の講義で寄せられた質問に対する回答からです。
    ひとつ目の質問は、印象採得時のブロックアウトについてになります。
    シリコン印象材は、操作性や精密性において大変優れた材料です。
    しかし、下顎のパーシャルデンチャーでは下部鼓形空隙に印象材が入り込み、外せなくなってしまうなどのトラブルもあります。
    ブロックアウトで用いる材料といえば、ユーティリティワックスや寒天などが主流ではないでしょうか。
    この講義ではまず、村岡先生のおすすめのブロックアウト法について教えていただきます。
     
    ふたつ目の質問は、上顎総義歯の印象採得についてです。
    上顎総義歯の一番大切なポイントは吸着を得ることです。
    そのためには辺縁封鎖性の向上、つまり辺縁の印象をいかにきれいに採るかが重要になってきます。
    けれども、実際の臨床では、印象材が全体に回らず気泡が入ってしまったりすることも多いのではないでしょうか。
    そこで、今回ご紹介するのは旧義歯を利用したシリコンによる印象方法です。
    義歯の辺縁を印象材ではなく、旧義歯にリベース材を使って再現していきます。
    リベース材の旧義歯への盛り方も、動画を見ながら学ぶことができます。
    そして、パラフィンワックスを用いて義歯後縁の不足分を補った後にシリコンで印象採得を行います。
    シリコン印象材分の厚みの確保はどうするのか、どんな種類のシリコン印象材を使用するのかなど、細かな部分も説明していきます。
     
    また、後縁が長すぎた場合、どこを削合すればよいかも悩むポイントです。
    やみくもに後縁を削ると義歯がどんどん小さくなり、吸着を失ってしまします。
    これを防ぐための方法を教えていただきました。
     
    義歯の印象、特に総義歯は難易度が高く、普段の臨床でも遭遇するとなかなか満足のいく結果にならないものです。
    概形印象、個人トレーによる精密印象という王道もありますが、今回は旧義歯を利用した印象方法をご紹介しています。
    印象採得は義歯制作の最初の関門であり、その後の流れに大きく影響します。
    ハミュラーノッチや口蓋小窩、アーラインなどの解剖学的ランドマークの復習も兼ねて、動画を活用していただければと思います。

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