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ヨーグルトは酸性なのになぜ歯が溶けないの?│Step4-6

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スペシャル 2023年1月9日(月) 公開

ヨーグルトは酸性なのになぜ歯が溶けないの?│Step4-6

概要

皆さんの中で、ヨーグルトのpHがどのくらいかご存知の方はいらっしゃるでしょうか。
エナメル質の臨界pHが5.5であるのに対して、ヨーグルトのpHは3.9です。
このようにpHだけに注目して考えると、ヨーグルトの酸性度は高く、歯が溶けるのでは?と思われるかもしれません。
では実際はどうなのでしょうか。

ここで伊藤先生は、非常に重要なポイントをお話くださっています。
それは「臨界pHは変化する」ということです。
一体、どういうことなのでしょうか。

まず、そもそも歯が溶けるとはどういうことなのか、復習からしていきましょう。
エナメル質にはハイドロキシアパタイトという結晶があり、これはCa・PO4・OHからできているのはご存知の通りでしょう。
それに対して酸はH +、つまり水素イオンが多ければ多いほど、pHはどんどん低くなるのです。
ここでは、歯の溶ける仕組みをそれぞれを擬人化して説明してくださっており、大変分かりやすい内容になっています。

さらに、臨界pHは「接する液の中身で変化する」ものだともおっしゃっています。
これはバイオフィルムにも言えることで、接するものの中身により歯が溶ける・溶けないが変わってくるのだそうです。
ヨーグルトで歯が溶けないメカニズムの詳細については、ぜひ動画でご覧ください。

続いて伊藤先生は、このメカニズムをより信憑性のあるものにするために、Lussi先生の研究結果をまとめて紹介されています。
ハイドロキシアパタイトをヨーグルトにつけて、変化をみるものです。
この研究ではプレーンヨーグルトだけではなく、フルーツ入りのものなどについても知ることができます。
知識の一つとしてこの結果を知っていると、フルーツを好まれる酸蝕症の患者様へのアドバイスのヒントになるかもしれません。

その後、臨界pHの実態についても詳しくご説明くださいます。
Step2-5④のフッ素や再石灰化についての講義と合わせてご覧になると、より理解しやすいでしょう。

本動画の最後では、歯が溶ける仕組みを患者様に分かりやすく説明するために「塩」を例えとしてお話されています。
身近なものが例にされているためイメージがしやすく、早速臨床に取り入れていただけることでしょう。
ぜひこちらも参考になさってください。

講師紹介

伊藤直人先生 カリオロジーシリーズ

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