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酸蝕はフッ化物で防げる?│Step4-8

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スペシャル 2023年1月23日(月) 公開

酸蝕はフッ化物で防げる?│Step4-8

概要

フッ化物については、本シリーズのStep3で詳しく解説がありました。
世の中のう蝕の数は、フッ化物を利用するようになって約半数に激減したと言われています。
う蝕に対しこれだけの効果をもたらしたフッ化物は、果たして酸蝕にも効果があるのかどうか、気になるところではないでしょうか。
 
この点に関してまず伊藤先生は、う蝕と酸蝕の違いについて解説くださっています。
う蝕と酸蝕には2つの違いがありますが、その1つ目は「バイオフィルム」です。
う蝕にはバイオフィルムがありますが、酸蝕にはバイオフィルムがありません。
なぜならバイオフィルムは、酸から歯を守る役目もしており、酸に触れることでなくなってしまうからです。
そのため酸蝕症の場合は、酸が直接歯面に触れている状態だと言えます。
 
フッ化物はバイオフィルムの中に入って活躍するため、バイオフィルムのない酸蝕の状態では作用できません。
これはStep4-6にあった「臨界pHは接するもので変化する」というお話を見ると、より理解しやすいでしょう。
 
続いて、2つ目の違いであるpHに関しては、Step2-5の「フッ化物が作用するpH」という講義で解説いただいています。
どちらも今回の動画を理解する上で役立つ内容です。
合わせてご覧ください。
 
それでは、pHについて考えていきましょう。
フッ化物が作用するpHに対して、酸蝕のpHは低いと言えます。
う蝕はマイルドな酸で歯を溶かすため、フッ化物の作用で再石灰化が期待できます。
しかし酸蝕症の場合は、酸が強すぎるためにどんどん歯が溶かされてしまうのです。
 
では、フッ化物は酸蝕症には効果がないのでしょうか。
伊藤先生によると「全く効果がないわけではない」そうです。
この点については、酸蝕症に対してどのようにフッ素が作用するのか、その作用機序からご説明くださっています。
フッ化カルシウムとフッ化スズがどう作用していくのかについて解説されており、ぜひご確認いただきたい内容です。
 
また、システマティックレビューにある「酸蝕症の方のホームケア・歯科医院でのケア」についても具体的なご紹介があります。
本動画を見ることにより、今までよりもより一層、酸蝕症の患者様への指導の幅が広げられるかもしれません。
 
今回の動画の最後では、嘔吐の習慣がなかなか治らないという方への対処法についてお話されています。
こちらもぜひご覧になってみてください。

講師紹介

伊藤直人先生 カリオロジーシリーズ

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