伊藤先生の著書、2020年の医歯薬出版ベストセラーに選ばれた「カリエスブック 5ステップで結果が出るう蝕と酸蝕を予防するカリオロジーに基づいた患者教育」(医歯薬出版 刊)をお手元にご視聴いただくと、より理解が深まります。
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最初にStep4ではどのようなお話があるのか、全容のお話があります。
今までの「虫歯は感染症」という話や「フッ化物が歯質を強化する」という考え方は、新しく変わりました。
こちらについては、それぞれStep0とPart2で詳しく解説いただいているため合わせてご確認ください。
NICCSつまりう蝕の削らない方法は、次の5つのパートに分けられています。
その5つとは、バイオフィルム・フッ化物・糖・酸・ドライマウスです。
今回のPart4では、このうちの「酸」にスポットライトを当ててご説明いただきます。
今まで「虫歯は削る」というものでしたが、現在はこの「削る」ということの意味が変わっています。
「う蝕」についてはカリエスコントロールを行い、そのうちの「う窩」に関して削る治療を行うのです。
そして生態学的プラーク説により、カリエスになりやすい人をなりにくくもできると言われています。
この点についても、ぜひ以前の動画を見返していただければと思います。
今回のStep4に至るまで、Step0からStep3と沢山の内容がありました。
Step0はカリオロジー治療の流れ、Step1でpH・Step2はフッ化物、そしてStep3では糖について触れています。
なぜこの順番なのかと言うと、それぞれを理解していることが前提で、やっと「酸」についてもわかるからだそうです。
では、酸がなぜ必要なのでしょうか。
それは、バイオフィルム・フッ化物・糖の3 つを改善しても生じるカリエスがあるからです。
これには酸が関係している、と伊藤先生はおっしゃいます。
今まで関係ないと言われてきた「酸蝕」と「う蝕」ですが、先生によると2つは関係しており、複合型の症例もあるのだそうです。
この辺りについても、本講義では解説いただいております。
ぜひ、ご覧ください。
再生時間 16:50
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