1日に何回,飲み食いしていいの?│Step3-9
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伊藤先生の著書、2020年の医歯薬出版ベストセラーに選ばれた「カリエスブック 5ステップで結果が出るう蝕と酸蝕を予防するカリオロジーに基づいた患者教育」(医歯薬出版 刊)をお手元にご視聴いただくと、より理解が深まります。
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今回は4つの文献をもとに1日何回飲み食いしていいのかということについて解説していただきました。
前回の動画で、頻回の糖の摂取が危険であることはよく理解していただけたと思います。
まずシュガークロックという考え方について説明していただきました。
糖の摂取回数が歯の脱灰時間に比例することがよく分かると思います。
では結局患者さんに飲み食いは何回までと説明すればいいのでしょうか。
今回は4つの文献から答えを導き出してくださっています。
まず1つ目は1989年のReykjavik Studyです。
アイスランドで行われた研究で、水道水にフッ素が含まれていないことから日本と環境が似ています。
この研究では1週間の糖の摂取回数が何回になるとdmft指数が上昇するのかを調べています。
2つ目に1995年のReykjavik Studyについて説明していただきました。
この研究では砂糖の正しい摂取と間違った摂取の仕方でどのようにdmft指数が変化するかということがわかります。
3つ目は前回解説していただいたVipeholm Studyです。
前回の内容を簡単に復習しながら説明していただきました。
そして4つ目は2001年の糖の頻度とフッ化物についてのレビュー論文を解説していただきました。
フッ化物を取り入れることで、間食回数の上限がどのように変化するのか学ぶことができます。
これら4つの研究を学ぶことで、エビデンスを知った上で間食回数について患者さんに説明しやすくなると思います。
それでは、間食を一切しなければう蝕になることは絶対ないと言えるのでしょうか?
その答えについても動画で文献をもとに教えていただきました。
糖の頻回摂取とう蝕の発生についてエビデンスを知った上でしっかりと患者説明したいとお考えの先生に見ていただきたい動画です。
次のエピソード
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動画を見ていただくと糖分摂取後のうがいの効果について、エビデンスを知った上でより説得力がある患者説明ができるようになるでしょう。再生する
再生時間 06:37
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