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2025年11月12日(水) 公開

第2話:筋筋膜痛ってなに?だれでもなる筋肉のトラブル



  • 「筋筋膜痛」とは何かを解説。
    誰でも起こりうる筋肉のトラブルとして、歯科臨床での重要性を説明。
     
    ◾️筋筋膜痛とは
    ・筋肉の使いすぎや姿勢不良によって起こる筋肉由来の痛み。
    ・レントゲンや血液検査では診断できず、筋触診が唯一の診断法。
    ・長時間の噛みしめや歯ぎしり、同姿勢作業が主な原因。
     
    ◾️発症の仕組み
    ・筋肉の持続的収縮で血流が悪化し、酸素と栄養が不足。
    ・「痛み物質(ヒスタミンなど)」が放出され、押すと痛い状態に。
    ・炎症や骨の痛みと似た鈍痛を生じ、誤診されやすい。
     
    ◾️関連痛(痛みの錯覚)
    ・実際は筋肉が原因なのに、歯や顎が痛いと脳が勘違いすることがある。
    ・脳内で神経経路が収束し、痛み信号の発信源を誤認する現象。
    例として、「後期筋の痛みを歯の痛みと誤認」などを紹介。
     
    ◾️臨床的ポイント
    ・顎や顔面の筋肉(咬筋・側頭筋など)も肩こりと同様のメカニズム。
    ・歯科医・衛生士が筋肉の触診を学び、原因を見極めることが重要。
    ・2014年以降、国家試験にも登場した新しい知識である。

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