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2025年11月12日(水) 公開

基礎理論|「痛みの原因」と「痛めた原因」



  • 「痛みの原因」と「痛めた原因」を正しく区別する重要性を解説。
    対症療法と原因療法の違いを理解し、臨床に活かす。

    ◾️根本原因とは
    ・「なぜ」を繰り返し問い続け、変えられない要素の一歩手前にあるもの。
    ・トヨタ式「5回のなぜ」思考法を紹介。
    例:顎の痛み → 咬筋のこり → 食いしばり → ストレス → 姿勢不良。

    ◾️痛みの原因と痛めた原因
    ・痛みの原因:炎症・神経障害・筋膜痛など「今、痛い部分」。
    ・痛めた原因:姿勢不良・使いすぎ・運動不足など「根本的な要因」。
    ・両方を見極めることで、再発防止につながる。

    ◾️対症療法と原因療法
    ・対症療法=今の痛みを取る(例:マッサージ・鎮痛)。
    ・原因療法=痛みを繰り返さないための根本改善(例:姿勢改善・セルフケア)。
    どちらも重要で、バランスよく使い分けることが大切。

    ◾️症例紹介(50代女性の顎関節痛)
    ・咬筋・側頭筋のこりを解消(痛みの原因へのアプローチ)で一時改善。
    ・頭部前方位姿勢(痛めた原因)をストレッチポールで修正し、再発を防止。
    ・現在6か月間、症状再発なし。

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