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2025年11月12日(水) 公開

第3話:ここを押すと痛い!筋筋膜痛診断の基本



  • 筋筋膜痛の触診と診断法の基本を解説。
    関連痛の確認と、患者の“いつもの痛み”を再現する重要性を強調。

    ◾️関連痛の確認
    ・筋肉を押すと、歯や顎にじわじわと痛みが響くことがある。
    それが「いつもの痛み(Familiar Pain)」であると患者が気づくと、理解と信頼が深まる。
    ・初診時に関連痛を見つけることで、治療効果とモチベーションが高まる。
     
    ◾️触診の基本
    ・力加減は約2kg(指3本でしっかり押す程度)。
    ・丁寧でゆっくりと触れることが重要。
    わずかに位置がずれるだけで関連痛が出ないこともある。
    ・DCT/TMD(世界基準の診断法)はスクリーニング目的。精密検査としての触診が不可欠。
     
    ◾️臨床応用
    ・痛みの部位から原因筋を逆算して触診。
    ・顎・首・肩など、痛みの訴えから筋肉を推測する。
    ・ベロや前歯の痛み → 顎舌骨筋や顎二腹筋が関与することも。
    ・料理やパソコン作業など日常姿勢による筋緊張も要因。
     
    ◾️主要8筋の重要性
    ・咬筋・側頭筋・胸鎖乳突筋・僧帽筋・頭板上筋・後頭下筋群などが中心。
    まずはこの8つの筋を押さえることで臨床応用が可能。

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