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Occlusionの真髄~色々な咬合と機能~

2017年9月14日(木)

①-1筒井照子先生:咬合、基本治療 ~力の診断とそのコントロールの実際~


咬合治療というと奥が深く、うまく改善できることもあれば、なかなかうまく行かなかったりと
難しい治療というイメージがあります。

人によってバラエティがたくさんある咬合をどのように考え診断し治療すればいいのでしょうか?


「生理学的咬合(衛生士側からのアプローチ)」と「補綴学的咬合(技工士側からのアプローチ)」
双方の咬合を歯科医師が理解しそれをコントロールしていくことの重要性と
実際の症例での咬合基本治療の流れと3つの軸についてお話いただきました。


①-2日本包括歯科臨床学会特別講演:筒井照子先生「2つの咬合論」


歯科診療を行っていく時には2つの目線が必要です。
1つはどうしてこのようになったのかという「病態を推測する目線」
もう1つはどのように主訴を改善していくかという「治療を行っていく目線」

咬合もこの2つが重要となってきます。 
2つの咬合論を組み合わせて、3つの歯科臨床の軸に沿って治療を行っていきます。
態癖による歯列の変化がよく分かる症例や
正面観をパッと見ただけで態癖と顔貌を推測し治療法をすぐに提示するところなど特別講演の見どころを収録しております。 
ぜひご覧ください。

part1→動画を見る
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②梅原一浩先生:CAD/CAMによる補綴材料の現状


従来の方法と変わり、CAD/CAMではとても硬い材料を使用することが可能となりました。

それは強度面ではメリットになりますが、咬合調整がうまく行われなかった場合は口腔内での調和を乱す修復物になっていしまいます。
  
CADのデータと顎運動検査のデータをコンピューター上でデジタル咬合器に落とし込み、
口腔内での調整がなるべく少ない修復物を作成しております。
ぜひご覧ください。


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③内山徹哉先生:咬合崩壊症例に対するMI補綴設計※動画の公開は終了しました。


咬合崩壊をしているケースはすごく難しく頭を悩ませる事が多いと思います。
咬合挙上をしたくても手探りになってゴールが見えにくくなってしまうことありませんか?

今回は咬合挙上した後、矯正治療をし犬歯誘導の咬合を付与行い長期安定を見据えた症例についてお話しいただきました。

 

マウントした模型とセファロの計測点から、気道を圧迫せず顎関節の負担にならない咬合挙上方向と量を決定し、
実際の流れについて実際の症例を追っていきながら細かくお話いただいております。

咬合挙上を考えている症例をお持ちの先生はこの動画によって治療計画の一助になることかと思います。

→動画を見る※動画の公開は終了しました。

④岩田照禎先生:短縮歯列は遊離端欠損への選択肢になりえるか


日常臨床の中で遊離端欠損は補綴方法やその処理の仕方に頭悩まされる事が多いと思います。
パーシャルデンチャーにするか、延長ブリッジにするか、やはりインプラントにするか、
そこで選択肢の1つとして無理に補綴をしないで短縮歯列にするという考えはいかがでしょう?

短縮歯列(SDA)に関する1981年のKayzerの論文から1995年のアレンの論文までを読み解いてまとめて頂きました。

短縮歯列(SDA)の適応症や禁忌症など、
懸念されるいくつかの問題点について研究を元に丁寧にご説明頂いております。


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⑤宮前 守寛先生:Clinical massage & Bite plate


咬合は咀嚼筋と関節と関連が深いです。
咀嚼筋と関節は口腔周囲から首から肩にかけての筋肉とも関連が深く、
口腔周囲の不快感や痛みに咬合が影響していることがあります。

咀嚼筋や顎二腹筋や胸鎖乳突筋のマッサージによる筋の緊張をとるところから、バイトプレートにより偏位した下顎位の改善を行うところまで、多くの症例写真によりご解説頂いております。

ぜひご覧ください。

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⑥武内謙典先生:ホーレーバイトプレーンを使用した顎位の決定方法


咬合崩壊症例はどのようなアプローチをしていますか?
ペリオ、カリエス、エンド、補綴、矯正、咬合など、それらが複雑に合わさったとても難しい症例になってしまうかと思います。

咬合高径の低下が考えられる咬合崩壊している患者では適正な顎位を決めるのは困難です。

  

m-Hawley Bite Planeを使用し、顎位を決めていく方法や装置の特徴とポイント、
それを行っていく実際の症例についてお話いただきました。

ぜひご覧ください。


⑦難波郁雄先生:患者利益を考慮した咬合を整理する


削ってしまった歯に患者さん固有の元の咬合を付与するのは難しいです。
咬耗摩耗していきながら患者さんの咬合様式は徐々に変化していきます。

患者さんの噛み方とその変化を意識して補綴物の咬合を付与していかなければなりません。
患者さんの噛みやすさやかみ合わせと全身との関わりを重視し、
そのために必要な知っておくべき要素とここまでの咬合の理論の変遷を丁寧にご説明いただいております。

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まとめ


いかがでしたでしょうか、咬合や機能に関するの役立つ知識が多く学べたと思います。 

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