【特集】次世代の歯科医師に贈る、ジェネラリスト育成講座《内山徹哉先生》
目次
①チェアサイドとラボサイドを結ぶ、一眼レフを用いた撮影画像の効率的伝達方法と口腔内写真の効率的管理法
②限られた時間で多くの情報を効率的患者に伝える、一口腔内単位のコンサルテーション法
④Generalistのための安全で痛みの少ない浸潤、伝達麻酔法
⑥基本的接着ステップで行うセラミックインレー修復とテーブルトップベニア
⑦歯をほとんど削らないアドバンスドボンデッドレストレーション
⑧歯冠修復治療前処置としてのクラウンレングスニング、トゥースエクストリージョン
⑨補綴を考慮した隔壁から根管治療、post & coreへの流れ
⑩クラウン修復の心臓であるプロビジョナルレストレーション 〜その役割と補綴前処置の必要性 印象採得法まで〜
⑪多数歯補綴における、最終修復物を見据えたプロビジョナルレストレーションの取り扱い
⑬Clinical Challenges in Interdisciplinary Maxillofacial-dental Therapy
⑮Comprehensive treatment planning
⑯Maxillo Facial analysisの重要性、具体的活用法とその臨床症例
①チェアサイドとラボサイドを結ぶ、一眼レフを用いた撮影画像の効率的伝達方法と口腔内写真の効率的管理法
歯科医師、歯科衛生士、スタッフには様々な業務がある。
我々は、必要のない作業に裂く時間を極力無くし、必要な仕事を効率的に行うべきである。
ご存知の通り、写真撮影は歯科医師、歯科衛生士にとって、クオリティーの高い仕事をする上で、また記録を保管していく上でも必要不可欠である。
しかしながら、日々の仕事に追われて、なかなか記録を残せない事が多いのではないだろうか。
また一度撮った写真を最小限の、労力で伝達し、効率的に保管できれば、歯科医院にとって大きな利益となる。
今回。シャッターを押すだけで、2分後に自動で日別管理されたファイルが全ての院内PCと技工所で開けるシステムと、その管理方法をお話しさせていただく。
②限られた時間で多くの情報を効率的患者に伝える、一口腔内単位のカウンセリング&コンサルテーション法
コンサルテーション=金額を伝える場ではない。
不安をかかえて来院される患者に対し、安心して治療に入ってもらう事は、患者、歯科医院双方の大きな利益に繋がる。
限られた時間の中で、患者との距離を縮めながら、主訴のみならず一口腔内単位の問題を抽出し、それを解決するためには何が必要なのかをメインテナンスを含めて話していく事が、健康な口腔内の保全に繋がると信じている。
③Generalistにこそマイクロスコープを
マイクロスコープを使用することで得られる利益は大きく3つある。
1. 視界
根管治療のみならず、我々は日々繊細な作業を、求められている。当然拡大下での作業がその治療効率をあげることは言うまでもない。しかしながら、必要倍率は治療によっても、そのタイミングによっても違い、その拡大率によっても必要光量は変わってくる。
この点はマイクロスコープを選ぶときの大きな基準であろう。
2. 姿勢
歯科治療は田植えの姿勢に近い。私達が長時間歯科治療に集中するためにマイクロスコープは大きな役割を果たす。
3. 記録
①にもあるが、診療の記録を取ることは、我々にとって様々なメリットがある。
マイクロスコープでの、画像、動画撮影は一眼レフに比べ、診療を中断する時間が格段に少ない。
このシリーズ内にも数多くの拡大写真、200以上の治療動画がくみこまれているが、それらはマイクロスコープで撮影されたものである。
私のマイクロスコープの導入するきっかけや医院にもたらしたメリットなどを数多くの動画を交えて紹介させていただく。
④Generalistのための安全で痛みの少ない浸潤、伝達麻酔法
「浸麻の痛い勤務医はクビだ。」
我々にとって浸潤麻酔はなくてはならないものであるが、その手技は難しい。今回、下顎孔伝達麻酔を含め、その手法のステップを動画で解説させていただく。
⑤接着治療の基本ステップと予知性の高いコンポジットレジン修復法
接着治療は、昨今の歯科治療の中で最も大きな進化を遂げている治療の1つである。
ジェネラリストが1日1回は必ず必ず行う行為だが、その基本を抑えることが、予知性の高い歯科治療の第一歩となるであろう。
コンポジットレジンの特性とともに、ダイレクトボンディングのステップを動画で解説させていただく。
⑥基本的接着ステップで行うセラミックインレー修復とテーブルトップベニア
臼歯における部分修復は様々は方法があり、未だにそのコンセンサスは得られていない。
今回は、⑤のコンポジットレジン修復に続き、セラミックインレー、テーブルトップベニアの修復治療ステップを紹介させていただくとともに、症例ごとの鑑別へと迫る。
⑦歯をほとんど削らないアドバンスドボンデッドレストレーション
近年接着技術の進化と材料の進化により、修復治療時の歯牙の切削を最小限にすることが可能となった。
低下してしまった咬合高径を変更させる場合やアンテリアガイダンスを新たに付与する場合も私の臨床ではなるべく歯の切削をしないように努めている。
少ない切削で歯牙に材料を自然になじませる方法からアンテリアガイダンスの付与まで症例供覧していく。
⑧歯冠修復治療前処置としてのクラウンレングスニング、トゥースエクストリージョン
歯冠修復を行う際、Dentogingival complexを把握することがその成功を大きく左右する。
まずはDentogingival complexを解説させていただき、biological widthが侵襲されている場合、実際の臨床でどのような判断が必要か、またその治療手技を動画を用いて、審美的考察を含めて詳しく解説させていただく。
⑧全12パート詳細はこちら↓
⑨Generalistがおこなう失活歯の基本的治療法(補綴を考慮した隔壁から根管治療、post&coreへの流れ)
日常の臨床において見ない日はほとんどないと言える失活歯。
根管充填後や失活歯の補綴のやり直しはコアの築造が必要になることがほとんどですが、メタルコア、レジンコア、ファイバーコアそれぞれの問題発生率を論文を引用して解説していただき、また直接法のメリット・デメリット、そして間接法で行うべき症例について実際の臨床の動画を見ながらお話頂いております。
⑩クラウン修復の心臓であるプロビジョナルレストレーション 〜その役割と補綴前処置の必要性 印象採得法まで〜
綺麗な支台歯形成はただ上手く削るだけで良いわけではありません。
支台歯形成にはその前後にこそ重要なことがあります。
大切であるティッシュマネジメントから印象採得と処置の合間で重要なプロビジョナルレストレーションについてお話いただいております。
ファイナルに近い状態のプロビジョナルレストレーションを作成方法は必見です。
⑪多数歯補綴における、最終修復物を見据えたプロビジョナルレストレーションの取り扱い
多数歯補綴における、最終修復物を見据えたプロビジョナルレストレーションの取り扱いについてお話ししていただいております。
プロビジョナルレストレーションのみならず、CRポジションなど包括的な歯科治療についても詳しくご解説いただきました。
⑫ジルコニアフレームワーク 〜 その分類と臨床的使用法 〜
準備中・・・
⑬Clinical Challenges in Interdisciplinary Maxillofacial-dental Therapy
準備中・・・
⑭Anterior guidanceの付与とその重要性
準備中・・・
⑮Comprehensive treatment planning
準備中・・・
⑯Maxillo Facial analysisの重要性、具体的活用法とその臨床症例
準備中・・・